Indiegogoで目標額15000ドルのところ352000ドルを集めた製品で、現在では出資者でなくても通常購入が出来るようになっています。
キャンペーンに当選したため、レビューしてみます。
この製品はBluetooth LEを使用し、スマートフォンとタグをつなぐことにより、スマートフォンの置き忘れや、タグをつけた鞄や財布などを忘れないといったコンセプトの製品です。
◇外見
この製品は非常に小型で邪魔になりません。直径25㎜とちょうど500円玉と重なるサイズはこの手の製品ではかなり小さい。
厚さも5㎜と他社製品と比較すると、薄型であることはすぐにわかります。
◇特徴
何といってもこの製品(サービス)の特長は "Crowd GPS" と彼らが呼んでいるネットワーク機能にあります。例えば、鍵や鞄をどこかに置き忘れてしまったという場合、スマートフォンに最後にペアリングされていた位置は記録されていますが、電源がオフだったりした場合には古い情報が残ったままとなっています。
"Croud GPS" は、TrackRアプリの利用者が自分のタグの近くを通ると、失くしたものが今どこにあるか。を通知してくれる機能です。
通信機能を持たないタグ自体の位置を、通信できる端末を持っている人の力を借りて見つけ出そう!という機能です。
マップを見ると赤くなっている範囲が"Croud GPS"が動作している範囲のようです。
日本でも利用者がいるようですね。
◇仕様
対応しているOSはiOSとAndroidの両方となっています。国内で販売しているメーカーの製品はiOSだけのようで、この辺もうれしいところですね。
使用できる機種は
iPhone 4s以降
iPad 3rd以降
Android 4.4以降(BTLE対応機種)
となっており、最近の機種であればほぼ問題ないと思います。
バッテリー交換も可能でコンビニなどで販売しているボタン電池(CR2016)で、1年間は稼働するとうたっています。
製品の基本コンセプトの紹介はこれくらいで、次回は実際の利用方法について紹介していきたいと思います。