忘れた頃にようやく通知が来たので早速使ってみる。
2012/1/19現在でベータテスト中ですので、
仕様が変更になる可能性があります。
ご容赦ください。
月額10ドルで容量無制限のストレージサービスという触れ込みで、
昨年9月にTechCrunchで紹介されていたので申し込んでおいたのだが、
ようやくベータアカウントが発行された。
Bitcasa自体の概要などは
具体的な使い方を説明する。
申し込みには以下のサイトにアクセスし、
メールアドレスを入力、登録する必要がある。
http://www.bitcasa.com/
現在はWindowsとMacにしか対応していない。
また、順次Invitationが送信されているため、気長に待つ必要がある。
以下のようなメールが送付されてくると、利用可能になったことを表している。
Downloadリンクからクライアントアプリをダウンロードする。
ポチポチとインストールし、Signupを行なうのだが、
使う人は居ないと思いますが、日本語は文字化けしますので注意してください。
#そもそもUIはオール英語です
セットアップが完了すると、以下のような画面が現れます。
ローカルディスクのフォルダをこの画面にドロップすれば、
自動的にアップロードプロセスが実行されます。
なお、この画面でアップロードできるのはフォルダだけ。
ファイル単位でのアップロードは現在サポートされていない。
ファイルのアップロードは、Bitcasaにリンクしているフォルダに
そのままドラッグアンドドロップで放りこめば裏側で勝手にアップしてくれます。
転送速度は測り損ねましたが、
600Mくらいの動画で1分ほどでしょうか。
遅い。とは感じませんでした。
個人的におすすめの使い方としては、
1.空のフォルダを作成する
2.フォルダをBitcasa上にアップする
3.アップされたフォルダに対してファイルを突っ込む
これで超大容量外付けドライブの完成です。
USBの外付けHDDなど比べものにならない大容量です。
参考までに表示上の全体の容量は
9,007,199,254,740,991KB
となっています。
#良い子は計算してみてね!
Dropboxのように全部ローカルに落ちてくるわけではないので、
ローカル容量が少ないマシンでも大量のデータを扱えるのは嬉しいですね。
ただ手放しで使えるわけではなく、
いくつか不便なこともあります。
まず、ファイルパスの途中に日本語がある場合アップすることができません。
そしてアップするフォルダ名、ファイル名共に日本語は文字化けします。
さらに厄介なことに文字化けするとファイルが消せなくなったり、
ダウンロード出来なかったり、名前の変更が出来なかったりすることがあります。
また、Windowsの場合
C:\Users\ユーザ名\Bitcasa
に、キャッシュフォルダが作成されます。
アップロードの際はここを経由するようになっており、
この容量を大幅に超えたものをアップロードなどする場合には、
パフォーマンスが劣化します。
なお、このフォルダはオフラインのデータストックとしても利用されるようになっているため、
ある程度の容量を持たせておくほうがいいかもしれません。
容量設定はタスクトレイのアイコンを右クリックしPreferenceのCacheから変更できます。
ベータサービスも始まったばかりなので、
クライアントのバグやサーバの障害でデータが消える可能性も否定できないので、
大事なデータは入れないほうがいいかもしれません。
2012/01/20追記
Windows7環境しか見てませんが、
C:\Users\ ユーザ名 \AppData\Roaming\com.bitcasa.Bitcasa
に、オフラインキャッシュとしては溜め込まれるようです。
ご注意を。